「青汁って体にいいのはわかってるけど、飲みにくそうで手が出ない」。そんな声をよく聞きます。食ライターの藤原真帆です。普段はWebメディアや雑誌で「おいしくて体にいいもの」をテーマに記事を書いています。

正直に言うと、私も昔は青汁が苦手でした。初めて飲んだのが苦みの強いタイプで、一口でギブアップした記憶があります。でも、いろいろ試すうちに気づいたんです。青汁は選び方ひとつで、飲みやすさがまるで変わると。

農林水産省の野菜を食べようプロジェクトによると、日本人の野菜摂取量は平均で約258gほど。目標の350gには届いていません。そのギャップを手軽に埋める手段として青汁は優秀ですが、続かなければ意味がない。だからこそ「飲みやすさ」は大事な選択基準です。

この記事では、私が実際にいろいろな青汁を試してきた経験から、飲みやすい青汁を見極めるための3つのポイントを紹介します。

原材料の種類で味が大きく変わる

青汁の飲みやすさを左右する最大の要因は、原材料です。主な原材料は以下の3つ。

  • 大麦若葉:クセが少なく、抹茶のようなやさしい風味。青汁初心者に向いている
  • ケール:栄養価は高いが、独特の苦みと青臭さがある。「野菜の王様」とも呼ばれる
  • 明日葉:ほんのり苦みはあるが、大麦若葉に近い飲みやすさ

内科総合クリニック人形町の解説記事でも紹介されていますが、大麦若葉はカリウムや鉄が豊富で、ケールはカルシウムやビタミンCに強みがあります。栄養面の違いもありますが、まず続けられるかどうかを考えると、味のハードルが低い大麦若葉から始めるのが現実的です。

フレーバーや飲み方の幅があるかをチェック

最近の青汁は、フルーツ味やヨーグルト味など、バリエーションが豊富になっています。原材料だけでなく、こうしたフレーバーの選択肢が多いブランドを選ぶと、飽きずに続けやすい。

私のおすすめの飲み方は、牛乳や豆乳で割る方法です。粉末タイプの青汁を冷たい牛乳に混ぜると、抹茶ラテのような味わいになります。お菓子作りに混ぜるという手もあって、パンケーキやマフィンに入れると子どもでも食べやすくなります。

実は青汁の味は昔と比べてかなり進化しているんです。かつてのCMで有名になった「まずい、もう一杯」のイメージが強い方もいると思いますが、今は「おいしいから続けられる」という青汁が増えています。先入観だけで避けてしまうのはもったいない。

溶けやすさと粉っぽさも見逃せない

味そのものは悪くないのに、粉っぽさが気になって飲むのが億劫になるケースは意外と多いです。

溶けやすさを左右するのは、粉末の加工方法。同じ大麦若葉でも、メーカーによって粒子の細かさが異なります。選ぶときは、パッケージに「微粉末」「超微細加工」といった表記があるかを見てみてください。

もうひとつ確認したいのが、水で溶かしたときにダマにならないかどうか。口コミやレビューをチェックするのが手っ取り早い方法です。個人的には、シェーカーを使わなくてもスプーンで混ぜるだけでサッと溶けるタイプが一番ストレスなく続けられると感じています。

まとめ

飲みやすい青汁を選ぶポイントは、原材料・フレーバーの選択肢・溶けやすさの3つです。特に原材料は味を大きく左右するので、初めての方は大麦若葉ベースのものから試してみるのがおすすめです。

青汁は薬ではなく食品。続けることで少しずつ野菜不足を補っていくものです。だからこそ、自分が「これなら毎日飲める」と思えるものを選ぶことが何より大切です。気になる商品があれば、まず1箱試してみてください。合わなければ次を探せばいいだけですから。